テクノロジーとマジックと
現在、フロントエンドエンジニアとして従事していることから、
自分で作ること以外に他サイトの演出やら表現を見る機会がしばしばあります。
その時、このサイトはどういう仕組みで動いているのだろうかと考えることがあります。
言うなれば、「マジックのネタがどうなっているかを探ること」に近いのかもしれません。
マジックは、見たことのない、ありえないことを目の前で見せ、
観ている人を驚き歓喜させ、どんな仕掛けでやっているのかと考えを巡らせたりします。
幼い頃、TVや商業施設のマジック実演に対し魔法を観たような感覚を覚え、
マジックのトリック本を買ったり、グッズを買っては実際にやってみた記憶があります。
Webサイトの表現やインタラクションであったり、
IoTプロダクトやインスタレーションの展示にしても同じように、
現実世界で見たことのない、あるいはありえないことをしてみせる
ところがあるのではないかと考えます。
エンジニアは、そういったものを見るとそのタネを探ってみたくなる。
そういう性分が多少なりあると考えるのは私だけですかね。
そういう考えに至ったきっかけに、
落合 陽一さんが提唱されていた「魔法化」にあったのだろうと振り返ります。